二世帯がのんびり寛げる広さをもったリビングダイニング。インテリアはナチュラルなメープルに統一して、ご主人のこだわりの掘りごたつが馴染むように設計しました。

床の間には違い棚に天板を通して、テレビを置けるようにしました。また猫間障子を新しく作り、ワーロンシートという破れにくい紙で仕上げました。 広い縁側スぺースはタンスや物置スペースになっていたので、そこを取り込んで広いLDKを実現。

対面式キッチンはLIXILの「アレスタ」。室内のドアや掘りごたつの天板に合わせたナチュラルな木目調は決して主張しすぎず、上品さを空間にプラスしています。

２階の子ども部屋を大きくするため、二階にあったユニットバスは撤去。もともと一階にあったユニットバスは小ぶりの0.75坪でしたので、1坪サイズにサイズアップしました。TOTOの戸建て用ユニットバス「サザナ」です。

２階の階段ホールにはBOOKコーナーを設け、ご主人がコレクションを楽しめるスペースになりました。

階段が閉鎖的で暗い雰囲気にならないよう、黒竹で格子をつけたり、ご両親の新築時代からのこだわりの建具の飾りを照明にあつらえたり、大工さんの細工が光ります。

2階の子ども部屋は、壁を両側からくぼませて、ロフトベッドとクローゼットをうまく配置。 オーダー家具で作った階段収納には衣類やおもちゃがたっぷり入り、子どもも大人も楽しんで片付けができるようにしました。

玄関扉や門扉はナチュラルな木目調に統一し、家全体が和風ながら若々しい印象に生まれ変わりました。